書籍紹介

街場の親子論 父と娘の困難なものがたり
著者内田樹/著 内田るん/著
出版社中央公論新社
ISBNコード4121506901
価格900円
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商品の内容
中公新書ラクレ 690 - 思想家・内田樹氏による「親子論」の書き下ろし論考(2万字)、内田樹氏とその娘である内田るん氏との往復書簡を収めた1冊。 内田樹氏がいま最も書きたいテーマは、「親子」(著者談)。「あの頃のお父さんは、死にかけのウサギの赤ちゃんのように弱っていた」と内田るん氏が言うように、離婚がきっかけで精神を病みながらも、困難を克服し、男手一つで育てた愛娘のるん氏との往復書簡への内田樹氏の思い入れは強い。昨年夏に往復書簡がスタートし、10往復を数えて分量的にも完結目前。目玉となる内田樹氏の「親子論」を加え、父の日の6月の出版を目標に、パブリシティを検討し、話題づくりを行う。 娘への怯え、子供との関係、父親なら誰しも感じたことがある親子の困難を、名文家の内田樹氏さんが赤裸々につづっているので、著者ファン(40歳以上男性)への惹きは強い。また昨今は、内田樹氏の半生記『そのうち?』『困難な結婚』が好実績で、本書も期待できる。
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