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本 暇と退屈の倫理学 |
著者 | 國分功一郎/著 |
出版社 | 太田出版 |
ISBNコード | 9784778314378 |
価格 | 1296円 |
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[要旨]
旧版『暇と退屈の倫理学』は、その主題に関わる基本的な問いを手つかずのままに残している。なぜ人は退屈するのか?―これがその問いに他ならない。増補新版では、人が退屈する事実とその現象を考究した旧稿から一歩進め、退屈そのものの発生根拠や存在理由を追究する。新版に寄せた渾身の論考「傷と運命」(13,000字)を付す。
[目次]
序章 「好きなこと」とは何か?第1章 暇と退屈の原理論―ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか?第2章 暇と退屈の系譜学―人間はいつから退屈しているのか?第3章 暇と退屈の経済史―なぜ“ひまじん”が尊敬されてきたのか?第4章 暇と退屈の疎外論―贅沢とは何か?第5章 暇と退屈の哲学―そもそも退屈とは何か?第6章 暇と退屈の人間学―トカゲの世界をのぞくことは可能か?第7章 暇と退屈の倫理学―決断することは人間の証しか?