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今月のOh!ススメ本

三川店 「平木」のOh!ススメ本

  • 2019年09月のオススメ本
  • ハンドブック幕末日本の城
  • 來本雅之/編著 小沢健志/監修 三浦正幸/監修
  • 価格/1620円
三川店
平木
以前にもお城ブームは何度かあったようだが、昨今のブームが始まったのは 2006年に「日本100名城」が選定されたことがきっかけだという。今では年間50万人以上が訪れ、“天空の城“として誰もが名を知る竹田城も、当時は2万人ほどしか入場者がいなかったそうだ。
テレビではお城ランキングなどの特集が組まれ、雑誌やムック本の出版点数も増えたように思う。
そんなお城ブームに私もつい乗ってしまい、どこかへ出掛けたついでに近くの城跡へ寄り道をするのが趣味となった。
いま住んでいる山形県にも、霞城(山形城)・米沢城・天童城・長谷堂城・新庄城・鶴ヶ岡城など名立たるお城があり、次はここ、その次はあそこへ行こうなどと胸を膨らませている。
 
 お城と言うと観光地のイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれないが、江戸時代までは軍事拠点、または政庁として身近に存在していた。
もし少しでも興味を持たれたのであれば、インターネットで『城郭放浪記』という情報サイトを検索して頂きたい。以前は驚くほど近所にお城が存在し、「あそこも元はお城だったのか!」と新たな発見を楽しめるに違いない。

しかし明治に出された「廃城令」により、2万5千以上あったとも言われるお城はほぼ取り壊され、当時の姿を残すものは稀少になってしまった。
が、その時すでに日本でも写真が広まっていたのは不幸中の幸いと言える。取り壊す前に撮っておいた古写真により、往時の姿を確認することができるからである。
 天守をはじめ、今では失われてしまった多くの建物の姿がそこにあり、現役の政庁として人々が行き交う姿には感動を覚える。
 
 江戸城・姫路城・大坂城・彦根城・名古屋城など有名なお城は写真の点数も多く、資料としても貴重で面白いと思うのだが、まずは近くの城跡の写真を見て、現在の様子と比べてみるのが楽しいと思う。
 よく足を運ぶ鶴ヶ岡城の写真では「あぁ、あの場所にはこんなものが建っていたんだな」と、当時の暮らしに思いを馳せてみたりもした。

 なお、こちらの「ハンドブック 幕末日本の城」は、2013年に発売された「レンズが撮らえた幕末日本の城」の縮刷版であり、前者はA5版、後者は少し大きめのB5版となっているので、大きな写真でご覧になりたいという方は後者をお求めください。

ハンドブック幕末日本の城
著者來本雅之/編著 小沢健志/監修 三浦正幸/監修
出版社山川出版社
ISBNコード9784634151420
価格1620円
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